雪残る山道へ

明日の休日は午前中から久々に料理三昧です!という先に送っていた私の文へ
一言ふた言の感想と 自分は次の日の休みをどう過ごすか、という情報が入ったメールが23:09に届く。


珍しいメール!
ほんとうは外出しないつもりでいたけど、春を感じられる山の散策だなんて素敵!
自分も是非そうしたい、と返信した。


『明日起きた時のカラダの感じと天気が良かったら』とつっけんどんな返事が来た。
せっかくの久々の休みだし、行く時間帯すらまだ決めたくないとのこと。


でもきっと絶対に連れていってくれるでしょう・・・


弁当でも作りますか☆とひそかに計画をして就寝。



そして12:15に電話が鳴る。
無事札幌市南区へ出発!


車内から外を眺めていると まだ殺風景な色をした果樹園や野菜直売所が過ぎてゆく。


そして待ちに待った登山の開始。歩く歩く!
少し息が上がるけどひんやり心地よい空気とそこかしこに流れる沢の流れを楽しみながら
わたしとその方と愛犬とでずんずん進む。


途中ダムが見える場所にレジャーシートを敷いて昼ごはん。


部屋を出てくる直前に焼いていたポークチャップと
キャベツ・生姜・糸唐辛子・青じそにたらりのごま油和えした浅漬け
それに雑穀米おにぎり



頬張ってくれる少年のような顔に安心した。


まだ帰りたくない、と口を突いて出た素直な言葉に
盤渓を西野経由で、しかもそこからまた遠回ってドライブしてくれた。


流れるカーラジオを聴きながら
夕方15時を過ぎたあたりのこもれびがとっても愛おしかった。