父も喜ぶ特別なおつけもの

数日前、母の親戚から『かぼちゃ漬け』が届いたと聞いていた。



雪の降らない初夏から秋の終りに仕事が集中する父は、今時期年内の仕事にあらかた目処がついたと


ほっとする時期であり、そんな父の胸の内を察して母はたまにロングドライブをおねだりするようだ。


つい数週間前にその流れで母の故郷までふらりとドライブに行き、何年振りかで可愛がってくれた


親戚のおばさんの家に突撃訪問してきたそう。


それでそのおばさんから例の『かぼちゃ漬け』が大量に届いた、との事だったのだが…


かぼちゃ漬けってそういえば何だろう…、と疑問に思っていた今朝ついに食卓にそのかぼちゃ漬けが!!!



あれ?沢庵???


イエイエ、れっきとした『かぼちゃ漬け』でした!



(ちょっとびっくりする画像ですみません)


そう、この沢庵のように鮮やかな色はカボチャの色!それも昔からこうしておばさんは漬けていたそうで、


料理上手な父方のおばを持ってしても何年かに1回しか成功しない代物だそう。


ぴんと立つまだ比較的ぱりぱりな食感の大根を、甘くてきれいな色のかぼちゃと(多分焼酎も入ってる?)に漬けると


嫌なしょっぱさの全くない、ほんのりかぼちゃの甘みが引き立つ不思議にかなり美味しいお漬け物になるのでした。


いやー素晴らしいおいしさ、そして何よりびっくりしたことが2つあります♪


まず1つは『母方のおばの料理の上手さ』。
ほかにメロンやいろいろな物を漬物にしていたり、南蛮味噌なるものも小さな瓶に入っていたの味見したけど
すっごく美味しい!!!もし近くに住んでたら、毎年一緒にお漬け物つけて教えてもらうんだけれどなぁ。


そしてもう1つは『父の異常な程の盛り上がり』。
実はこれを母が切って食卓にあげた途端、父がつまみ食いをして「小さい頃食べた漬物の味とおんなじだ!」と
感嘆していた事に今日一番のびっくり!
懐かしい懐かしいと言ってずーっと食べていた…それもあんなに夢中に…(笑)


私も覚えたいな、昔ながらのお漬け物の味。